氷菓7話・湯めぐり探訪〜日帰り編〜

氷菓7話「正体見たり」が温泉回ということで、
モデルの平湯温泉までちょっと行って来ました。

作中だとバスで1時間半ということでしたが、高山から平湯だと1時間弱ですね。(料金は1530円)
平日ということもあり、乗客は8人ほど。地元の人と観光の方と半々といったところ。
<バス車内>


せっかく作中通りバスを利用したのに、全く一致せず。まあ、ここはいいんですけどね…
道程は山道とカーブが多く、後部座席に乗って1時間以上揺られていれば、
ホータローが酔っちゃうのもまあ、わからなくはない…かも。

<平湯バスターミナル>

ここは知ってる人なら一発で分かるくらい、完璧な一致ですね。

柱の太さ以外はほぼ一致。

<平湯民俗館・平湯の湯>
バスターミナルから北へ2,3分歩くと、作中で登場した温泉があります。

ここは平湯民俗館という、無料の見学施設に併設された公衆温泉です。
民族間は茅葺きの古民家で、山村の生活ぶりが見学できる…そうなんですが、残念ながらこの日は休みでした。


広さは作中の半分くらいのイメージですね。屋根なしの部分がまるっと無い感じ。
ホータローを華麗にガードした、黄色のケロリン洗面器は健在です!

温泉は鉄分が多くて(顔洗うと鉄の匂いするくらい)白濁したお湯。
野趣あふれるいい雰囲気の露天風呂でした!

<お宿・青山荘>
作中で古典部メンバーが泊まった「青山荘」なんですが、
風景から特定できる位置にある旅館は、外観が一致せず、内観もモデルとはなっていないようです。
この辺りは千反田邸と同じですが、「青山荘」にモデルがあるかは不明です。
(構造が謎に関わっている+幽霊ネタでイメージ悪い、ということで架空の可能性が高いと思います)

<周辺の風景とか>


さっきの温泉から徒歩2分圏内で全部回収できちゃいました。
まあ、何度も温泉に入りに行けるくらいの距離なので、設定通りなんですが。

意外と時間が余ったので、更に奥に進んで「神の湯」とか、
バスターミナル近くの「ひらゆの森」とか、温泉巡りも楽しんできました。
奥飛騨温泉郷という括りとしては、福地、新平湯、栃尾新穂高へも足を伸ばすことができるので、
今度は素直に車で来ようかなと思います。



最後に、
7話は温泉シーンのみならず、話としても綺麗にまとまった回だったと思いますが、
個人的に不満な点がありまして・・・

摩耶花が温泉行く描写すらないってどういうこと!

しかも、えるとホータローばっかりに話題が言ってほとんど気にされててないのが哀れ…
11.5話のプール回に期待します。

※当ブログでは比較のために画像の引用を行なっています。
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